奉仕の喜び

「身寄りのないやもめを大事にしてあげなさい」
テモテへの手紙5章3節

今年の2月から炊き出しのお手伝いに加えていただきました。京都教会を留守にしている間に、そこではドエライことが起こっていたのです。未だかつて考えたことのない発案だったのでは。過去数十年間荒神橋の下で生活している人々に対して「共に生きましょう」と言って下さった方があったでしょうか。新しく来られた若い牧師さんがなんとか支援してあげようではないかと力説されたのではないでしょうか。教会員の反応はどうだったでしょう。きっと賛成ばかりではなかったと。教会では日夜祈って決断されたことでしょう。よくぞ支援に踏み入られたと感歓の声をあげたいです。
組織が固まってきて軌道に乗ったところで仲間にいれてもらい、月1回の炊き出しの手伝いをするときに、この一食が明日へのエネルギーとなるようにと心をこめてカレーをよそっています。
当教会では、月1回の炊き出しですが、今は精一杯の支援です。来られる方々は男性がほとんどですが、好んでホームレスになっていらっしゃるとは思いません。かつてはいいお父さんであり、息子であったはずです。理由があって家族を離れ余儀なくこの生活をしていらっしゃると思います。どうぞ強く生きてください。私は残された家族のために祈らせていただきます。

植松満里子

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